家づくりコラム
- 家づくり全般
家を建てる際に気にする性能は何?
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このページの目次
家づくりは何を重視すれば良いのでしょうか?
一生に一回に買い物だからこそ失敗したくないし、入居後に「もっとこうすれば良かった」と思う回数を少なくしたいはずです。
- 間取り
- 断熱・気密
- 構造(躯体)
等々、得てして「こうすれば良かった」という事の多くは簡単に直せるものではない事が多いのも事実。そこで今日は家づくりを経験された方がどのような性能を気にして建築されたのかをご紹介します。
家を建てる際に重視したポイントを聞いてみました
私達が日頃の情報収集の一つとしてお世話になっている業界誌=新建ハウジングさん。同社が600人を対象に【住宅購入検討時に考えていること】についてアンケートを行ったところ以下ような事が分かりました。
- 長持ちする(メンテナンスに出来るだけ費用を要さない)
- 寒くない・暑くない(断熱・気密を高める)
- 地震対策(耐震等級3相当を確保する)
の3つがほぼ同率1位。そのあとに家事動線、デザインと続いていきます。(カッコは私達が推測する意味合い)
私達が応対しているお客様のご意向を振り返ると、【長持ち】と【寒くない・暑くない】というニーズは顕在化していますが、地震対策については求めらる事は少ないのが実情です。せっかくお気に入りのマイホームを建築しても倒壊しては意味がありません。そこで私達は地震対策として耐震等級2相当=耐震等級1(建築基準法で定められた最低基準)の1.25倍の耐震性を確保できるように努めています。
先に挙げた【地震対策】のカッコで書いた耐震等級3とは等級1の1.5倍です。等級3は近年起きている大きな地震にも耐えうる構造なので、【長持ちする】という観点からも【耐震性】を重視したいと思うのは当然なのだと思います。
しっかり金物で補強された躯体
重視した性能は?
先にご紹介した事からも重視した性能は必然的にこの2つになります。
- 断熱・気密性
- 耐震・耐久性
逆に重視しなかった人からは主にこのような意見が見られたようです。
- 費用面が割高になる
- 必要性を感じない
価値観は人それぞれですので、これが良いとか悪いとか言うつもりはありませんが、長く住む住宅だからこそ、しっかり検討して判断したいところですよね。
最後に
自分の価値観も大事ですし、先に家を建てた人の意見を参考にするのも大事、沢山の施工事例写真をみるのも大事だと思います。今の時代は家にいても沢山の情報を仕入れる事が出来ますし、実際【家づくりの情】をWEB上で調べる方が多いというアンケート結果もあります。
今の時代だからこと出来る家づくりもありますので、沢山の情報や事例に触れて、迷うようであれば(迷うと思いますが)信頼できる住宅メーカーの担当者さんに相談しながら後悔のない家づくりをして下さいね。