家づくりコラム

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通り抜け出来る収納のメリットとデメリット

明星光紀

今の間取りでは寝室に隣接してウォークインクロゼットを作るのは最もオーソドックスなパターンです。(クローゼットについてのコラムはこちらに沢山書き記してありますので、良かったらお読みください。)

大きな収納という点については袋状のウォークインクローゼットだけでなく、ウォークスルー(通り抜ける)クローゼットもよくご採用をいただくようになりました。

通り抜け出来る収納がある間取り(引用元: シティハウス産業HP 間取りギャラリー

そこで今日はウォークスルー収納のメリットとデメリットをご紹介します。

家族の動線上にある収納はとても便利です

ウォークスルー収納はこんな時に大活躍します。

以下、弊社でご採用頂いた事例をご紹介します。

玄関からのリビングへの動線上にある収納(引用元: 木の温もりを感じながらゆったり生活出来る家

通り抜けできるシューズクローク(写真手前)とパントリー(写真奥を採用した事例)(引用元:家族で豊かな時間を過ごす為に様々な工夫を取り入れた家

いかがですか?とても便利そうですよね。続いてデメリットの方を見ていきましょう。

通り抜けできる事によるデメリット

デメリットはコスト面という点につきます。

通り抜け出来る事によって、歩く部分の床面積が広くなりますし、当然歩くところには棚も設置できなければ、建具(ドアや引き戸)を余分に設置しなくてはいけなくなる為です。

最後に

物事には一長一短がありますが、間取りも同じ事が言えます。自分達にとって何がベターなのかをご夫婦でゆっくり考えて後悔のない家づくりを行ってくださいね。