家づくりコラム

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オリジナルの洗面化粧台を作ってみましょう

明星光紀
更新日

毎日使うものだからこそこだわりたいですよね

スマホがこれまでの常識を全て変えたように、家づくりにおいてもスマホは大きな変化をもたらしました。今まで内装や外装の仕上がりはある程度完成してこないとイメージがつきにくかったのが正直なところなのですが、今では画像検索アプリ(InstagramPiterestPoomClip等)で自分達のイメージに合う空間を探して、住宅メーカーに伝える事により工事前からどのような空間に仕上がるのか自分達でも容易に把握出来るようになりました。

もちろん、これらは部分的なイメージに過ぎないので、全体的な室内イメージは住宅メーカーから提案してもらう必要があります。この辺もしっかり提案してもらって、少しでも「こんなはずではなかった」という事がないようにしたいものです。

家づくりでこだわるポイントは人それぞれですが、私達のお客様でも最近人気があるのが自分達オリジナルの洗面化粧台を作るという事です。既製品を設置する場合はどのようなデザインかは確認出来るので問題ありませんが、オリジナルの場合はどう造ればよいのか分からないので、仕上がりに不安を憶えます。

ここで役に立つのが冒頭で紹介したサイトの数々という訳です。

造作洗面化粧台

造作化粧台を採用した事例(引用元:シティハウス産業HP施工事例

しかし、これらのサイトは写真でのイメージはつかめますが、実際どのような高さで使えば使い勝手が良いかという事については触れていません。そこで今日はオリジナル洗面化粧台を検討している方にオススメの化粧台の高さをご紹介します。

参考にするのはやはりメーカー既製品の高さです。メーカーは人間工学に基づいて使いやすい高さを研究しているからです。

85cm

床から洗面ボウル(上端)までの高さはこの寸法で設定されているメーカーが多い事から、この寸法が最も使いやすいと思います。

洗面化粧台の使いやすい高さ

上の写真を見てもらえばわかるように、低すぎると腰にかかる負担は大きくなります。毎日使うものですから、キッチンの高さ同様、水廻りショールームを訪れた際はしっかり高さを確認しておきたいところです。(参考までにキッチンの標準高さも85cmとなっています。)

オリジナルの洗面化粧台を設ける事よって、毎日使うのが楽しみになり、生活が豊かになります。もしよければ、オリジナルの洗面化粧台を検討してみてはいかがでしょうか?