家づくりコラム
- 家づくり全般
荷物の搬入も考慮して間取りを考えましょう
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部屋の出入り口から大きな荷物が入りますか?
間取りを検討している段階ではなかなか気づかない事があります。
- コンセント・スイッチの位置や高さ
- 建具(開き戸・折れ戸等)の開き勝手や開口寸法
- 窓の高さ
等々です。実際、建ててから気づく事もありますが、事前にしっかり検討しておけばこれらの失敗を回避する事もできますので、スマホで家づくり関連の情報を沢山仕入れて少しでも後悔のない家づくりをしてくださいね。
今日は上にあげた項目の中の一つ建具の開口寸法等が関係する荷物の搬入についてご紹介します。
入居の際に搬入する大きな家具(以下:家具等)はいくつかあります。
- タンス・ベッド・タンス(寝室)
- 冷蔵庫・食器棚・ダイニングテーブル・ソファ・テレビ(LDK)
- 洗濯機(洗面室)
- 勉強机・ベッド(子供室)
当たり前ですが、これらを搬入するには大きな開口部(窓・建具)が必要です。
1階の部屋(主にLDKや洗面室)に設置する家具等は大きな窓や玄関があるので問題なく搬入する事ができますが、冷蔵庫の搬入に関しては注意が必要です。対面キッチンの場合、キッチンと食器棚の間が狭い場合、冷蔵庫が入らない可能性があります。
動かせる食器棚であれば良いのですが、動かせない食器棚(水廻りメーカー製品や家具)を予定している場合はしっかり確認してくださいね。
2階の部屋に家具等を搬入する際は建具の幅と廊下や階段との位置・形状が関係してきます。例えば階段を上がってすぐの場所や廊下のつきあたりに部屋があった場合(※下の間取り参照)も家具を搬入できるのか注意が必要です。
上の間取りの場合、部屋に引き違い窓が設置されているので、室内からどうしても搬入できない場合は窓(を外して)から搬入する事が可能です。しかし、引き違い窓がなく、開口面積の狭い装飾窓しかない場合はどうにもこうにもできない可能性が出てきてしまうので注意が必要です。
2階の間取りを検討する際はこのような事が起きないようにこれらの事に配慮して下さい。
- 部屋の出入り口と廊下(階段)の関係を確認する
- 建具の開口部の広さを確認する
- (開口を確保できない場合)大きい窓を設置する
一生に一回の家づくり。後悔のないようにして下さいね。