家づくりコラム
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自分でカーテンを購入したいと思っている方へ
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そろそろカーテンの準備をしようと思っている方へ
新築やリフォームをする際、カーテンレールは見積もりに入っているけど、カーテンやロールスクリーンが入っている事は少ないと思います。
エアコン等の家電製品でもそうなのですが、市販品と私達住宅メーカーがご提供するものでは値段が違います。ご想像に難くないと思いますが、私達のものより市販品の方がコストは抑えられる事が多いのです。もちろん、価格の違いには理由があります。細かいところでのこだわりや品質が違うのが大きな理由です。
しかし、一般的に使用する分には然程影響が生じないのも正気なところです。
したがって、私達も無理に私達が提供しているものをご提案するのではなく、エアコン・カーテン共にお客様がご自身で納得のいくものをご購入されれば良いと思っています。
お引き渡しが近くなってくるとお客様からよく質問される事があります。
【ご自身でカーテンを購入する際にどんな寸法のカーテンを用意すれば良いのか?】
という事です。
そこで今日はカーテンの寸法の選び方についてご紹介します。
カーテンの選び方の前に窓についてのおさらいです。窓にはいくつかの種類がありますが、カーテンを選ぶ上では2種類に分かれます。
- 引き違い窓(テラス戸)
- 装飾窓:上げ下げ窓、たて滑り出し窓、滑り出し窓、高所用横滑り出し窓、ダブルルーバー窓等
上段のものはカーテンが採用されやすく、下段のものはガラス面積が小さい事からロールスクリーン等が選ばれる傾向あります。さて、カーテンの選び方に移ります。住宅メーカーから渡された図面を見てみると窓のところにこれらの事が記載されています。
- どんな窓か
- どんな大きさか
窓の種類については前述したよな記述【○○窓】がされているので分かりやすいですが、大きさは分かりづらいと思います。大きさを把握するには、どんな窓が書いてある周辺に記載されている数字を探さないといけません。
例えば引き違い窓で 11911 という記載があるとします。これは119が幅で、11が高さを示します、参考までによくある窓の大きさを示すと以下のようになっています。
幅(室内の窓枠の外〜外の寸法)
- 119 → 1235mm
- 133 → 1370mm
- 150 → 1540mm
- 160 → 1640mm
- 165 → 1690mm
このように左側の数字に10を掛けて40を足した寸法が窓の幅になります。
高さ(室内の窓枠の外〜外の寸法)
- 07 → 770mm
- 09 → 970mm
- 11 → 1170mm
- 13 → 1370mm
幅のとき同様に10をかけて70を足した寸法が窓の高さになります。
窓の大きさがわかったところで、カーテンの大きさの選び方に移ります。
通常カーテンレールは窓の幅より10〜20cm(左右5〜10cmづつ)長く設置します。窓枠のすぐ上に取り付ける場合が多いので、カーテンを選ぶ際はこれらを目安に選ぶと良いです。
- 幅:窓の幅+10〜20cm÷2 が片側に必要な幅となり
- 高さ:窓の高さ+15〜20cm(腰高の窓の場合)、窓の高さ−2〜3cmくらい(テラス窓の場合)
高さについてはカーテンのフックで調整もできますので、厳密に数ミリまでこだわる必要はありません。これらを理解した上でカーテンを探してみると、市販品に適合する窓は少ない事がわかると思います。その場合は多少大きくても市販品を使ったり、どうしても合わない場合はオーダーメイドする事をおすすめします。オーダー品でも私達が提供しているものよりコストを抑えれるからです。
もし心配であれば、住宅メーカーの担当者さんに相談すれば各箇所の寸法について教えてくれるはずですが、カーテンの買い替え等の時にも今日の情報は役立つと思いますので、良かったら憶えておいてくださいね。