家づくりコラム

  • 住宅設備

自動洗浄トイレを採用する際は照明も工夫しましょう

明星光紀
更新日

便利だとどうしても忘れてしまう事もあります

年々住宅設備機器は私達の生活の痒い所に手が届くような機能が追加されたりしています。その最たるものが【お掃除を減らすような加工や機能】です。

毎日水を扱う設備機器は汚れやカビの問題がどうしてもついてまわり、お掃除をする必要性があります。その掃除の手間を少しでも減らせると掃除に要する時間を他の家事や自分の時間に当てられる事も出来るので【お掃除を減らす】という視点はとても大事なものです。

私達の取り扱い量が多いメーカーとしてLIXILさんがあげられます。LIXILさんのキッチンの排水やお風呂の排水では少しでもお掃除の手間を省けるような機能が備わっていますし、油汚れのお掃除が大変なキッチンフード(換気扇)も短時間でお掃除が出来るような機能が備わっています。

キッチンのくるりん排水口(引用元:LIXIL HP

よごれんフード(引用元:LIXIL HP

お風呂の排水口 くるりんポイ(引用元:LIXIL HP

これとはまた違った視点で以前から開発、発売されている機能でトイレの自動開閉と自動洗浄があります。

トイレのドアを開けると閉じている蓋が自動で開いて、用を済ませてトイレから離れると自動で洗浄してくれるのです。この機能が備わっていると実はある動作を忘れがちになります。それは【トイレの照明を消し忘れる】という事です。

消し忘れを無くす為の方法として有効な方法としてあげられるのは、トイレの照明を人感センサー付のものを選ぶという事です。シティハウスとしての実績はありませんが、換気扇連動タイプのものにすれば尚便利かもしれません。(人感センサーはもちろん採用実績あります。)

トイレの人感センサー付のダウンライト

便利すぎるのも考え物ですが、スマホと一緒で折角便利なものがあるのに使わないのももったいないと思いますので、自動開閉・自動洗浄のトイレを採用する際は是非人感センサー付きの照明も検討してみて下さいね。

自動開閉・洗浄と人感センサー付照明を採用したトイレ(引用元:シティハウス産業HP施工事例