家づくりコラム
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タンクレストイレにしようか悩んでいる方へ
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タンクレストイレが欲しいけど予算が・・・
近年のトイレの進歩は目を見張るものがあります。これまでのトイレと圧倒的に違うのは以下の3点。
- 水の使用量が少ない
- 便器に汚物がつきにくい
- お掃除がしやすい
一昔前、トイレの水は1回流すと14L程度使用するものがほとんどでした。ところが、現在では少なくて4L、標準的には5〜6Lの便器がほとんどになっています。
そして、便器の表面の特殊な加工が施されており、汚物がつきにくく、ついたとしても水を流すだけで綺麗におちてくれたり、お掃除もしやすいように便器の形状が改良されました。
トイレにはタンク付きのものとタンクがないもの(タンクレス)の2種類あります。タンク付きはタンクに溜めた水で便器を洗浄し、タンクがないものは水圧を利用して便器を洗浄します。
やはり人気があるのはタンクレスですが、コストは高め。そこで今日は手が届きやすいタンクレストイレをご紹介します。
手が届きやすいタンクレストイレはこれ
トイレに限らず各住宅設備メーカーさんは有力ビルダー(住宅メーカー)向けに裏商品※をラインナップしています。私達はLIXILさんを主にお客様へご提案しているので、これまでキッチンの裏商品=AS(エーエス)はよくご提案していたのですが、恥ずかしながらトイレにも裏商品があるのをしりませんでした。
※裏商品は標準品と比べると選べるオプションが少ない等、選択肢が制限される事が多いです。
トイレの裏商品というのが【バーシアハーモL】というタンクレストイレ。
LIXILさんのタンクレストイレといえば【サティス】シリーズをこれまでご提案していたのですが、サティスの同グレードと比較すると6万円(税別)程度はお安くなるトイレなのです。先にも書いたように選べるオプションは【サティス】に比べると劣りますが、機能的には充分なので、「タンクレスが欲しいけどお値段が・・・」と二の足を踏んでいる方にはオススメです。
タンクレストイレのメリット・デメリット
タンクレストイレのメリットはやはりデザインに優れている事、トイレ空間をひろく使える事があげられます。デメリットはコスト面と採用できる地域が制限される事です。
というのも、タンクレスは水道の圧を利用して便器を洗浄するので、水圧の弱い地域には不向きだからです。どこでもかしこでもタンクレストイレという訳にはいかないのでご注意ください。
最後に
マイホームはこだわればこだわるほど満足度が高まるし、入居後も大切に使いながら豊かな生活がおくれると思います。一生に一回の家づくりですから、出来るだけ後悔の少ない家づくりをして下さいね。