家づくりコラム

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【集約配灯】照明の位置を意識すると天井がすっきりします

明星光紀

人気の照明器具を上手に使いこなしましょう

【照明器具はインテリアの一部】私達はそう考えています。そんな照明器具ですが、最近の家づくりで多く採用されるのは以下の3つ。

その他にもシーリングライト(天井直付けの証明)やペンダントライト(天井からぶら下がっている照明)、コーブライト(間接照明用の照明)がありますが、やはり上記3つの採用率が高めです。

今日はその中で最も採用率の高いダウンライトについてご紹介します。

ダウンライトは小さな空間だけなく大きな空間でも使えます

今までの家づくりの傾向からするとダウンライトはトイレや玄関ホール、洗面脱衣室等に多く採用されていました。ところが近年ではリビングやダイニング、キッチンでも多く採用されています。

例えばリビングのダウンライトにはこのような機種が人気です。

リビングでの採用が多くなってきている温白色(引用元:大光電機 照明器具カタログ

そして、今日なによりお伝えしたいのはダウンライトの配置方法です。この方法によって天井の印象が大きく変わりますので是非覚えておいてくださいね。

集約配灯で天井をすっきりさせましょう

ダウンライトは一つ一つの器具が小さいため、明かりが必要な場所に必要な器具を配置しがちです。これはこれで正解なのかもしれませんが、そのように配置した結果、天井が照明だらけになっていしまいます。その事態を回避するのが集約配灯です。

集約配灯とはお部屋を照らすために必要な明るさの器具を一箇所にまとめて配置する手法です。

集約配灯を採用したLDK(引用元: 【視線の抜け】を上手に利用した家

このように配置すると天井がすっきりするのをご理解頂けると思います。

明るさは足りるのか心配ですよね?

照明を集約すると明るさが足りるのか心配な方もいらっしゃると思います。結論から先に言うと部分的に十分に照らされない部分は正直発生します。しかし、主に生活する部分や家具の配置を考えながら照明を集約されるので、生活する分には問題ない明るさを確保出来ます。

ここで大事なのは照明の配置を検討する際にどのような生活をおくるのか、どこに家具を配置するのかをしっかり検討しておくという事です。

最後に

ダウンタイト以外にもシーリングライトをご採用する方も多くいらっしゃると思います。その場合でも共通していえるのは入居後の生活をイメージしながら配灯計画をするという事です。

照明器具は簡単に位置を変えられるものではありませんので、しっかり検討して納得のいく照明計画をしてくださいね。