家づくりコラム

  • SIMPLE NOTE
  • 間取り

【間取り】子供室の当たり前を違う角度で考えてみましょう

明星光紀

子供は2階に自分の部屋を欲しがるけど・・・

間取りを考える時に誰しもこのような間取りを思い浮かべると思います。

1階:玄関、LDK、和室、水廻り

2階:寝室、ウォークインクローゼット、子供室

これが正解とか不正解という問題ではなく、私達も実際そのような間取りをイメージしてご提案しているのも正直なところです。そして、当たり前のように2階建ての家が建っていきます。

今日はそんな当たり前の事を違う角度から見た場合の子供室の事についてご紹介したいと思います。

子供室を使う期間は限られています

私達が【当たり前】としている家づくりを違う角度から見ると『2階建ての家は無駄が多く、使いにくい』という意見も耳にする事があります。

どういう事かというと子供室を2階に作った場合このような事が考えられるからです。

1階の和室は必要なのか?

また、1階LDKと隣接した和室もとても人気があります。

このような用途を考慮すると人気があるのも納得がいきます。

これをまた違う視点で見てみます。

収納を含めた和室の広さが仮に6帖だとしたら、この和室をつくるためのスペースとコストを寝室や子供室をつくるための費用にあててみてはいかがでしょうか?

子供室を1階につくることで子供室が客間としての用途も兼ねられるとしたら和室は不要なのかもしれませんね。

子供室を1階につくるメリット

このようなメリットがあります。

フル活用できる家が理想の家なのかもしれません

このように【当たり前】の考えに基づいた【使わない部屋】をつくるよりは用途を兼用で使う事も踏まえて、無駄なく使える家をつくるのが理想なのかもしれません。

このようなメリットもありますしね。ただし、今日ご紹介したのはあくまで考え方の一つです。家族にとっての豊かな生活をそれぞれですので、自分達にあったライフスタイルをゆっくり検討して家づくりに取り組んで下さいね。