家づくりコラム

  • 住宅施策

補助金を上手に利用した家づくりをしませんか?

明星光紀

今年度も沢山の補助金事業が用意されています

現在、家づくりをする方にとって、沢山の手厚い補助事業が容易されています。

  1. 各地方自治体の定住奨励金
  2. 国から支給される消費税増税補填という意味合いの給付金
  3. 省エネ住宅を建築したり、省エネリフォームをした場合の補助制度(グリーン住宅ポイント)
  4. 地域で営業している会社が集まってグループをつくり、優良住宅を建築した場合に補助金をもらえる制度(地域型住宅グリーン化事業)

1~5を全てもらえるのかというとそうではなく、これをもらうとコレはもらえないという仕組みになっています。そこで、今日は七尾市における家づくりでどれとどれを組み合わせると沢山補助金をもらえるのか?という事についてご紹介したいと思います。

1.七尾市定住奨励金

まず、必ず利用して欲しいのがこの制度です。

金融機関から1000万円以上の借入れをすれば、50万円の補助がもらえます。(内20万円は市内業者で建築した場合に限りなので、注意が必要)さらに、中学生以下の子供がいれば、1人あたり10万円もらえますし、県外から移住された方で一定の要件を満たせばさらに補助をもらえますので、是非チェックして下さい。

七尾市定住促進住宅取得奨励金 

2.すまい給付金

つぎに利用したいのは国からもらえるすまい給付金です。この給付金は所得によってもらえる金額が変わって、もしかしたらもらえないかもしれませんが、特段難しい手続きも必要ありませんし、私達建築業者も申請書類作成のお手伝いをしますので、わすれずにご利用下さい。(収入額の目安が775万円以下の方を対象に最大50万円を給付されます)

もらえる給付金の目安(すまい給付金のホームページより)

3.グリーン住宅ポイント

一定の省エネ住宅を建築したり、省エネリフォームをすると工事の内容に応じてポイントがもらえ、もらったポイントは工事費に該当できたり、色々な商品と交換できたりする制度です。

例えば、認定低炭素住宅を建築した場合、40万ポイントがもらえ、さらに18歳未満のお子さんが3人以上いれば、追加で60万ポイント、合計100万ポイントがもらえますので、とても魅力的な補助金です。

ただし、予算額に達すると制度が終了してしまったり、その家庭の状況によって、もらえる金額が変わってきますので、しっかり住宅メーカーの担当者と相談する事が必要です。

4.地域型住宅グリーン化事業

6月10日頃から申し込みが始まる予定の制度です。

これらの住宅を建築するだけでなく、補助金をもらえる権利を取得しないと補助金がもらえない仕組みで、権利はグループ毎に何枠と割り当てられるので、抽選でもれたりするともらえないかもしれない制度です。

3.グリーン住宅ポーントで例にあげた【認定低炭素住宅】を建築した場合の補助金は70万円で私達が所属しているグループだと追加で地域材加算20万円、合計90万円がもらえます。ただし、40歳未満、もしくは18歳未満の子供(人数問わず)と同居の場合は加算30万円の枠が利用できるので、合計100万円がもらえます。(この時に地域材加算は併用できません。)

これらを組み合わせて上手に利用しましょう

先にも書いたように全てまとめて利用できる訳ではなく、3.と4.が併用できない制度となります。

詳しい内容を知りたい場合は現在相談している住宅メーカーさんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?1.+2.+3.or4.を上手に利用して、少しでもお得に家づくりをしてくださいね。