家づくりコラム
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家族4人で暮らす家のサンルームの大きさはどれぐらいが適当なのか
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今やマイホームには必須なサンルームの適当な大きさってあるの?
共働きのご家庭はもちろん、共働き家庭ではないにしても北陸での家づくりにはサンルームは必要なお部屋の一つになっています。日照時間が比較的少ない地域で洗濯物が乾かないという理由の他に、昨今の環境事情ではこれらの事も欲しい理由の一つになっていると思います。
- 花粉
- 排気ガス、近隣の工場から排出される煙
- PM2.5
「大きければ大きいに越した事がないのは分かっているんだけど、家族の人数に応じた適当な大きさはどれくらいなの?」
そう疑問に思う方も多いと思います。
サンルームが大きくなればなるほど、建築コストは嵩みますし、建物完成後に後から壁付けで設置するエクステリアのサンルームを設置するにしても多額なコストが必要になる事からそう考えるのも当然です。そこで今日は個人的な感覚も踏まえて、大きさの目安についてご紹介します。
4人家族であれば2帖くらい、5人家族であれば3帖くらいあると良いと思います。
上の空間と下の空間を上手に使うとより多くの洗濯物を干せるようになります。その為に必要とされるものとして、手動で昇降させる下記商品のような物干し竿が多く採用されています。(商品の寸法関係は主に下記の2種類)
上の空間と下の空間を分けるというのは、上の方には手動昇降式物干し竿、下の方には布団干し等を利用するとより多くの洗濯物も干せるという意味です。
2帖(1.82m×1.82mのお部屋)あれば室内で動くスペースを考慮しても1340mmの竿が2本設置できます。私(家族4人)の経験上、延べ2.68mの洗濯物を掛けれる竿があれば十分干せると思いますし、3帖確保できればさらに1340mmの竿を1本設置できるので、2帖~3帖あれば十分だと考えています。
さらにサンルーム内に洗濯機を置いて、より家事動線を短くするという生活も手に入れる事が出来ますし、サンルームから出入りできるところにタイルテラスを設置して、天気の良い休日には外干しするというのも気持ち良いですよね。
サンルームをつくる際に注意して欲しいポイント
また、サンルームをつくる際はこれらの事も忘れずにご検討下さればと思います。
- 除湿器用のコンセントの設置
- 洗濯物を乾かす要素は日差しだけでなく、風も大いに関係しているので、2方向の壁面に窓を設置
最後に
今日はサンルームの大きさについてのご紹介でしたが、キッチンからの動線、洗面所やお風呂からの動線ももちろん大事です。その辺もしっかり考えて、使いやすいお家を作り上げてくださいね。