家づくりコラム
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浄化槽の点検案内が送られてきた方へ
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浄化槽の点検案内の封筒が届きました。どうすればよろしいですか?
汚水(トイレの水)、雑排水(キッチン、お風呂、洗濯機)は然るべき設備(合併浄化槽・下水道)を経由して自然に戻さなくてはいけません。七尾市もだいぶ下水道が普及してきましたが、いまだに敷設されていなかったり、敷設される時期が未定であったり、この先も敷設される予定がない地域があります。これらの地域で新築する際は必然的に合併浄化槽を利用する必要があります。
合併浄化槽を使用し、数年経過すると県の浄化槽協会から点検案内の封筒が届きます。
この案内は点検を受けるのは義務なので、都合の良い日をご連絡ください。という内容です。なぜこのような案内が届くのでしょうか?
実は、以前はマイホームの建築許可申請を出す際に浄化槽設置調書というものを浄化槽協会や保健所、市町村に提出しないといけませんでした。(現在は維持管理会社(環境日本海サービスさん等)との維持管理契約書を提出しないといけないように変わりました。)この調書の書類一式の中に「設置後はしっかり点検を受けます」という旨の誓約書も含まれているのです。したがって、必然的に書類が送られてくるという訳です。
先にも書きましたが、今では維持管理会社との契約書を添付して、誓約書を提出しなくなったので、点検案内が送られてくるかわかりません。しかし、過去に案内が届いたお客様から「点検が受ける必要があるのか?」というお問い合わせをいただく事がありました。
私達の答えとすれば義務づけられているので、「受ける必要があります。」と言いたいところなのですが、維持管理会社にお金を払って維持してもらっているし、万が一浄化槽に不具合箇所があれば、維持管理会社が点検時に報告してくれるので「受けるのは義務ですが、受けなくても良いのではないか。」とお伝えしています。
勘違いして欲しくないのは、維持管理業者さんとしっかり契約している事が前提です。維持管理をしていないと浄化槽としての機能を果たせなくなりますので、くれぐれもご注意くださいね。