家づくりコラム

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そろそろ冬に向けての備えを始めましょう

明星光紀

お風呂が寒いと感じている方へのご提案

つい先日まで夏だったような気もしますし、台風の影響で気温が30℃近くまで上昇したりしていますが、気付けばもう10月中旬。あと2週間もすれば冬の足音が聞こえてきそうな気もしますが、冬の寒さ対策はもうお済でしょうか?

私達住宅供給業者としては一番対策をして欲しいと願うのは洗面所とお風呂の寒さ対策です。8か月程前のコラムでもこの事について触れましたが、今日は更に出来る対策についてご紹介します。

寒い時期でも入浴前の脱衣室を快適にする方法

8か月前に書いたコラム

リンクコラムを読まれる方も少ないと思いますので、一部抜粋・要約してご紹介します。

浴室は家庭内事故が多く発生する箇所です。原因は血圧の乱高下(温度の急激な変化)にあります。

このような不幸な事故を起こさない為にも浴室をしっかり断熱したり、暖房機能の設置したりする必要があります。浴室の暖房器具はリフォームでも対応可能です。私達のお客様によくご提案しているのがこの機器です。

高須産業の浴室暖房機

ヒートショック対策以外にも小さなお子様がいるご家庭で母子2人でお風呂に入った際にも「子供に寒い思いをさせなくて良いので重宝してます。」という感想も聞いた事があります。

コラムでは触れていませんが、この機器の設置は工事費込みで10万円(税別)程度です。もしご興味があれば、お問合せ下されば幸いです。

そして、暖房を設置する以外の対策としては内窓を設置する方法があります。内窓はLDKや寝室に良く採用されますが、お風呂にも設置する事も可能です。

浴槽の近くには窓があるのが通例なので、体は暖かいのに首から上が寒いという経験をした事もある方も多いと思います。(露天風呂はその最たる例ですよね。)これが内窓を設置するとそのような状態を改善してくれるし、先にご紹介した暖房で温めた浴室の空気を外に逃がさない効果も見込めます。

三協立山アルミのプラメイクE

窓の大きさにもよりますが、最大でも5万円(税別)くらいで設置可能です。こちらも暖房と合わせてご検討下さればと思います。これから始まる長い冬。しっかり備えて快適に暮らしましょう。