家づくりコラム
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住宅密集地では光庭や吹き抜けを作ってみましょう
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住宅密集地でも明るいLDKを作れます
当然といえば当然なのですが、住宅を主に建築する為の分譲地では敷地の周りを住宅で囲まれる事があります。このような場合、敷地の方位によっては1階のLDKは近隣住宅に日射を遮られて暗い空間になるのも仕方ないと思うかもしれませんが、実は間取りを工夫する事によってこの問題は用意に解決する事が出来ます。
そこで今日は普段過ごす時間が長いLDKを快適な空間にする方法についてご紹介します。
まず一つの方法として、1階ではなく2階にLDKを配置する選択肢もあります。
夏場は屋根からの輻射熱で2階の部屋は室内環境的に不利な面があるのも正直なところですが、屋根断熱と天井断熱のW断熱を施す等によってそれらの問題はクリアできるし、リビングから行き来できる空中庭園(その下にはガレージ)をつくったりしても住まい方としては面白いと思います。
そもそもリビングや子供室等、いわゆる【居室】と言われるお部屋は床面積の1/7以上の採光面積を確保しないといけないと建築基準法で定められています。したがって、住宅密集地(分譲地)といえどもこの基準を満たさないと建築許可がおりませんので、必然的に明るい空間をつくらなくてはいけない事になっています。
それとはまた別の問題として、私達が提案したいのは住まい方のひとつとして生活を豊かにする【光庭】や【吹き抜け】を作ってみてはいかがでしょうか?という事です。
光庭とはこのような空間をさします。
一本杉町や鍛冶町、相生町や塗師町等の住宅密集地では、細長い敷地にこのようなスペース(光庭)をつくってしっかり採光を確保するという方法は昔から採用されています。(庭に池をつくって鯉等の観賞魚を飼うというケースもありました。)
また、日射は東や南面だけなく真上(屋根)からでも取り入れる事が出来ます。そういった意味では天窓のある吹き抜けを設けて、LDKを明るくする方法も有効だと思います。
1日の始まりを照明をつけずとも朝陽のみで十分明るいLDKで過ごすのは気分が良いのは容易に想像できますし、このような家づくりは出来るのも注文住宅の強みであると思います。
【光庭】や【吹き抜け】。敷地の周りを住宅で囲われてる場合での建築の際は是非採用を検討してみて下さいね。