家づくりコラム
- 資金計画
住宅ローンは健康であるか否かも審査対象となります
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住宅ローンを組める条件の一つに健康問題があります
住宅は一生に一回の高価な買い物なので、購入もしくは建築をする場合に住宅ローンを組む人が多いのが現状です。
住宅ローンには2種類あります。
- 都市銀行、地方銀行、信用金庫、JA等が取り扱う民間機関の商品(以下:民間)
- 国が支援しているフラット35という商品(以下:フラット)
住宅ローンを利用する際には民間・フラット共に課される条件の一つに【お金を貸すかわりに返済が困難になった場合の担保を差し出す】ように言われます。
- 土地・建物
- アナタの命(成人病等で働けなくなった場合も含まれます)
この2つが主な担保項目です。経済的な理由で返済が出来ない場合は土地・建物を売却し、なんらかの不幸な事故や病気等で働けずに返済が困難になった場合でもまとまった返済が出来るように保険への加入がお金を借りる必須項目となる訳です。
保険に加入する際、既往歴等の有無が問われます。
したがって、もし保険に加入できないような既往歴等がある場合、住宅ローンが組めないかもしれないという事に繋がる訳です。
では、健康面に不安がある方はどうすれば良いのでしょうか?
もちろん、金融機関に相談する事も大事ですが、どうしても難しいといわれた場合はフラットで考えれば良いと思います。
2年前までフラットは民間と違って、金利に生命保険料が含まれず、別途保険費用(特約団信)を毎年払って保険に加入するシステムでした。毎年1回ながらまとまった金額の保険料支払いとなるので、家計にダメージを与える事があきらかで、私達のお客様には民間を主にオススメしていました。
ところが、2年前から保険料が金利に含まれるような新しい制度となりました。(任意で外す事も可能です。)
したがって、どうしても民間が厳しい場合はフラットという選択肢もあるという訳です
でも、一つ注意して欲しい事があります。保険を利用できずに住宅ローンを組む場合、家族の為にアナタに万が一の事があっても住宅ローンが完済出来るような補償金額のついた保険へ加入する等の対策はとってくださいね。(今は元気だけど、過去の既往歴が原因で保険に入れない方の為の保険もありますので)
人の命はいつどうなるか分かりません。自分に限っては大丈夫と思っていても、そうでない事も多々あります。
当たり前ですが、アナタが健康である事が家族の幸せにもつながると思いますので、健康にご留意されて豊かな生活を送って下さいね。(家づくりをして下さいね。)