家づくりコラム
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埋め込み?壁付け?郵便ポストはどちらを選ぶべきか
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郵便ポストの場所は間取りの段階から検討しましょう
家づくりをする際は【どんな生活を送りたいのか】を具体的にイメージする事が大事です。イメージを膨らませるコツは、現在の住まいで生活を送っている中で「こうすればもっと便利」「ここが都合悪い」という事をピックアップしていくと良いと思います。
それらを一つひとつ解決(実現)出来るように検討していくと満足度の高い家になるのではないでしょうか?
生活シーンをイメージしている中で新聞や郵便物をどのように受け取るのか?という事も夫婦の議題にのぼることもあるかと思います。そこで今日は郵便ポスト(以下:ポスト)の事についてご紹介します。
ポストは埋め込みタイプと壁付けタイプの2種類あります
埋め込み、壁付け共に玄関周りに設置するケースが多いです。外構工事に絡めて門袖等にポストを設置するこという選択肢もありますが、毎日使う物ですし、やはり玄関から遠いと不便に感じてしまう為、最近では門袖等のポストの実績はゼロです。
さて、これまで弊社のお客様の多くは埋め込みタイプを選択されていましたが、最近では壁付けをご希望されるお客様も増えてきています。きょうはそれぞれのポストのメリット・デメリットをお伝えしますので、どちらが自分達の住まい方にあっているか考えてみてくださいね。
埋め込みタイプのメリット・デメリット
【メリット】
- 家の中から郵便物を取り出せる(いちいち外に出なくて済むので他人の目を気にしなくてよい)
- コストパフォーマンスに優れている(壁付に比べると安価)
【デメリット】
- デザインや色のバリエーションが少ない
- 虫が入ってくる可能性がある
- 玄関や玄関ホールが寒い(壁に穴があいているので隙間風が侵入する)
やはり最大のメリットは家の中から郵便物をとれることにあると思います。最近の埋め込みポストは箱自体が大きく作られいているので、郵便物が玄関の床に落ちて散乱するような事も少ないし、箱の中にモヘアといわれる放棄の先端のようなものがついていて、虫が侵入してこないような配慮もされていますので、コスパを考えると根強い人気があるのも納得です。
壁付けタイプのメリット・デメリット
【メリット】
- 種類が豊富で様々なテイストから好みのデザインを選べる
- 虫が室内に入る可能性が低い
- 玄関付近の断熱性能を確保できる
- 気分次第で新しいものに交換(模様替え)できる
【デメリット】
- 郵便物をとるのにいちいち外にでないといけない
- コストは埋め込みタイプに比べると高め
壁付けのメリットは埋め込みと違って壁に穴をあけないという事(冬寒くない)、デザインが豊富で自分好みのデザインを選べるという事にあると思います。
玄関は家の顔ですから、ポストにこだわると玄関周りもお気に入りの空間の一部になるでしょうし、毎日郵便物を受け取るのも楽しみになるかもしれませんね。
埋め込みではなく壁付けの人気が高まってきた理由
「最初に生活をイメージして家づくりを感がると良い」と書きましたが、実際イメージをしてみると壁付けの方が人気あるのも納得がいきます。なぜなら、これらの事が思い浮かぶからです。
- そもそも新聞を購読しない可能性が高い
- 壁付けでも玄関付近に設置すれば他人の目を気にする事なく郵便物を取れる
- 壁付けは施錠できるので郵便物を見られたり盗まれたり等の防犯面も問題ない
- 自分の好きなデザインを採用して玄関もお気に入りの空間にする事ができる
- 隙間風が入らない
最後に
いままで自分達でも郵便ポストは埋め込みタイプが当たり前と思っていた方も少なからずいらっしゃったはずです。今日のコラムを読んで今一度どちらが良いのかを見つめ直して下されば幸いです。一生に一回の家づくり。しっかり吟味して納得のいくものにしてくださいね。