【換気扇外部フード】を見せない工夫もしてみましょう

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余計なものを隠す工夫をすると外見はスッキリします

これらは外壁に設置される必要不可欠な存在です。しかし、外観をすっきり（色の統一感等）させるためにこれらの存在は時に邪魔なものとなります。例えば黒いガルバリウム鋼板の外壁はとても人気がありますが、黒い外壁に白い窓枠を採用するよりは黒い窓枠の方がしっくりきませんか？

同様に黒い外壁に白い雨樋を設置するより黒い雨樋の方が外壁の色と同化して見栄えが良いと感じるはずです。

時に外壁と同系色の付帯品がなく、どうしても同系色を選べない事もありますが、基本的に私達はお客様とお打ち合わせする際にこれらの存在を目立たなくさせるような工夫をするように心がけています。

さらに言うとこれらの付帯品は建物をすっきりと見せる意味でも極力建物正面（道路からみた正面という意味です）に設置しない事をオススメします。

窓や雨樋（雨樋は破風板との色合いもあります）、電気のメーターBOXは外壁の色に同化させるように気を付ける人が多い中で、意外と見落としがちなのが外部フードの色。

換気フード。中には防虫網も備え付けられています。

各メーカーのカタログを見ても商品のラインナップはシルバーが基本色のように表現されています。なぜならシルバーはどんな色の外壁とも相性が良いからです。ところが最近ではシルバー以外の色もラインナップに加わってきており、フードの存在を隠せるようになってきました。

下の写真は弊社でも採用している更科製作所さんの外部フードです。このようにシルバー以外に5色の展開があります。

具体的な事例を見ていくと黒い外壁にはブラックを設置するとこのようになります。

そして現在工事中の七尾市H様邸（2月末に見学会開催予定）ではブラウンの外壁にブラウンのフードを採用しました。

外壁に同化してあまり目立たなくなるのがお分かりになると思います。

これまで外壁にあった色の外部フードについてご紹介しましたが、シルバーはどんな色とも相性が良いためダメだという事は全くありません。しかしながらせっかくならこんなところまでこだわっても面白いし、マイホームにより愛着が湧くのではないかと考えます。

もちろん価値観は人それぞれなので、気に入っていただけた場合は採用してみて下さいね。