家づくりコラム
- 外装・外壁
ガルバリウム雨樋をご存知ですか?
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存在感を消したい雨樋ですが、こだわってみるのも面白いです
- 雨水が軒先・軒裏や外壁にまわって建物が腐食することを防ぐ
- 建物周辺の敷地でのジメジメや湿気から住まいを守り、快適性を高められる
このように雨樋は住宅の寿命を延ばすという意味でとても重要な役割をもつ存在です。
- 雪が降る北陸地方では、雪が原因で雨樋が傷んでしまう可能性がある事。
- いつでも交換出来るようにそこまでお金をかけなくても良いのでは?
このような考えで大事な存在ながらもこれまでは重視する(費用をかける)事はない部材でした。
費用をかけないとはどういう事でしょうか?
雨樋の材質は主に2つに別れます。
- 樹脂系
- ガルバリウム鋼板系
樹脂系には様々なデザイン(形状)があり、金額もまちまちです。今現在弊社で標準採用しているのは積水樹脂のRV105という製品。
この製品の良いところはコストパフォーマンスが優れているところです。お値段もリーズナブルですし、高級感のある角樋デザインの雨樋としても使えるからです。(角と丸の形状をもち合わせているので、どちらのデザインも採用出来るのです)これが費用をかけないという意味です。
この雨樋の唯一の弱点は劣化するという事。
樹脂ですから太陽の光や雨風があたれば樹脂事態が劣化するのは容易に想像つきますよね。しかしながら10年・15年で劣化が進み雨樋に穴が空くという事はありませんのでご安心ください。穴が空かないかわりに起こる不具合症状としては色が褪せるという事があげられます。(特にティンバーブラウンという色の製品は色褪せが比較的早いといわれていますし、実際そうですので、ご採用する際はご注意くださいね。)
劣化を防ぐ方法はないので、デメリットをご承知の上でご採用いただくしかないのですが、そのような症状の心配のない商品も実は存在します。
お値段は張りますが、ガルバリウム製の雨樋はオススメです
先にも書いたように恥ずかしながらこれまでは積雪地域では雨樋は傷む可能性が高いという視点であまり雨樋については重視する事はありませんでした。しかし、以下のような理由で雨樋にお金をかけてもよいのかもしれないと最近は考えています。
- 今年のように雪が降らない事
- よく考えると雪害で雨樋が傷んだという報告はすくない事(無い事はありません)
そういった中で私達がオススメしたいのはタニタハウジングウェアのガルバリウム雨樋です。
デザインは昔ながらの半丸ですが、上合(軒樋と縦樋の取り合い部材)がとても上品ですし、材質的に気象条件による劣化の心配もありません。
実は弊社としても最近はじめてお客様にご採用頂きました。施工されたものを見るとやはり仕上がりは上々で高級感もあります。参考までにこれまで採用してきた雨樋との差額は採用する雨樋のメーター数にもよりますが、おおよそ10万程度ではないかと思います。
見た目もメンテナンス性も優れている雨樋。
もしご興味があれば採用をご検討してみてはいかがでしょうか?