家づくりコラム
- 資金計画
家づくりをする時に検討したいコスト
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ファイナンシャルプランナーに相談してみる事も大事です
マイホームは一生に一回の高価な買い物です。長期間に渡って毎月返済していく事を考えると、マイホーム取得に二の足を踏んでしまうというケースも良く耳にします。
そこで今日は家づくりに関する資金計画的な事についてご紹介します。
家づくりの資金計画で検討したい2つのコスト~生命保険編~
家づくりと同時に以下に記す2つのコストを検討すると入居後の豊かな生活の一助になるかもしれません。
- 生命保険
- 光熱費
今日は上記2つのうち生命保険についてご説明します。
住宅ローンの金利には生命保険も含まれている事がほとんどです。またオプションで8大疾病に罹患すると住宅ローンの返済を免除されるという商品もあります。したがって、考え方の一つとして「必要以上に保険に加入しなくてもよいのでは?」という事もあげられます。
その理由としては以下の事があげられます。
- 遺族年金と呼ばれる年金が配偶者には支給される
- お子様が小さいうちは上積みされた遺族年金が支給される
- 住宅ローンの申込人が亡くなるということは、その方の生活費や車の維持費などが一切いらなくなる
例えば、車を1台維持するための費用は以下の項目を合計すると毎月7万円ほど掛かると言われています。
- 車体の分割費用
- ガソリン代
- 保険代
- 車検代
- メンテナンス代
もちろん奥様の車の維持費は無くなりませんが、家計の負担が削減される事はご理解頂けると思います。
極論ですが、住宅ローンが無くなった上に生活費が減り、年金収入が入ってくるようになるので、これに給与収入があれば、ある程度は余裕のある暮らしてを送れるのかもしれないのです。
従って、必要以上にもしもの事態を憂いて不必要な保険に入る必要はないということになります。
日本は豊かな国なのです
日本は諸外国と違って国民みんなが保険制度の下で健康保険をはじめ公的な保障が十分に整っている国ですので、医療保険にもお金を掛け過ぎる必要もないという考え方もあります。(国民年金をしっかり支払っていれば、“高額療養費制度”を利用することも出来ます。)
仮に100万円もの医療費がかかってしまった場合、国民の負担割合である30%の30万円が必要だと考えてしまいます。
しかし、この“高額療養費制度”を利用すれば、実質的な自己負担は10万円以下で済むという計算になります。それゆえ、毎月3,000円や5,000円もの掛け金を医療保険に掛ける必要はなく、掛金を減らして、その減らした分を貯蓄することで、現金を残しておくようにした方が合理的ともいえます。
ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも良いと思います
以上の理由から、家づくりと同時に全て保険を見直して見るのもよいかもしれません。住宅メーカーによっては提携しているファイナンシャルプランナーの方もいらっしゃるし、相談する事によって1万円〜1.5万円もの老後資金が捻出出来ることになるかもしれませんからね。
最後に
私も大きな事が言えませんが、自分がどのような保険に入っているのか?をしっかり把握している方は少ないと思います。家づくりは専門家である私達にお声掛け(ご相談)いただくように、ファイナンシャル的な事も専門家に相談してみてくださいね。