家づくりコラム
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地縄の大きさをみて「もしかして家が小さすぎたかも」と心配になった方へ
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実は皆さん同じような不安を抱いています
間取りに納得してから計算してもらった見積書を見てあらビックリ。大分予算オーバー。。。
しかし、様々な変更を重ねやっとの事で間取りや金額が合意に達し、契約後にいよいよ工事が着工。着工に先立っておこなった地鎮祭で敷地に張られた建物の大きさや位置を示すヒモを見て再度ビックリ。
その理由は思っていたよりも建物が小さく感じるからです。
【この家は小さすぎて豊かな生活を送れるのだろうか?】地縄を見てそのような不安を抱かれる方は少なからずいらっしゃいます。
私達はこれまで沢山の家づくりに携わってきましたし、地縄をみてもそのような不安を感じる事はありません。というのも完成時の大方の予想はついているからです。そこで今日はそのような不安を感じてしまった方、これから家づくりをされる方に地縄と基礎の大きさについてご説明しまうs。
大きさも大事ですが、建設予定地における建物の配置もしっかり考えましょう
建物の大きさにもよりますが、敷地のどの部分に建物を配置するかによって、敷地内にどれくらいのスペースが空くのか(確保できるのか)は変わってきます。
参考までに私達は建物の配置を考える際はこれらの事を考えています。
- リビングの窓からどのような景色が見えるか
- 自邸のお風呂の窓と隣家のリビングの窓が向い合せになっていなか
- 自邸のエアコンやエコキュートの室外機が隣家のリビングの窓の前にないか
- 駐車場はしっかり確保出来ているか
- 隣地までの離隔距離
- 落雪問題を考慮しているか
当然ですが、建ててしまってからでは配置の変更は出来ませんからね。
地縄を張る理由
先にも書いたように建物の配置が決まると地鎮祭の前に白いロープの地縄が張られます。地鎮祭の際にも建物の中心に祭壇を設置する事が多いので、そういう意味でも地縄は役立ちます。
白線のところに地縄が張られています
地縄を張った後でも位置の変更はもちろん可能ですし、逆に私達も位置の変更をご提案をする事があります。理由としては、図面上(紙の上)でみるのと、現地で地縄を張って周囲の環境を確認するのとでは家づくりの方法(主に窓位置)も大きく変わってくるからです。
小さく感じてもしっかり大きさは確保できています
初めての家づくりで大きさも想像できないのは当然です。ちなみに地縄だけでなく、基礎工事が完成した直後にも同じような感想をもたれ、ご質問頂くことがあります。
ところが、晴れて上棟の日を迎え、基礎の上に数多の木材が組み合って建物のカタチが見えてくるとそんな心配も杞憂に終わります。
【しっかり打ち合わせした通り(イメージした通り)の大きさになりましたね】
これが上棟後のお客様の感想です。
最後に
地鎮祭や配置の事前確認で地縄を見て「納得して打ち合わせしたけど、本当にこの大きさで良かったのだろうか?」と思うかもしれません。しかし、ほとんどの場合は心配する必要はありませんので、安心して工事の完成を見守って下さればと思います。