家づくりコラム
- 資金計画
住宅ローン返済中でもリフォームローンを組みたい方へ
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家は定期的なメンテナンス(リフォーム)が必要です
どんな製品でも新品のままで使い続けられるものは無いし、使い続けている(生活していく)中でどうしても傷みは生じてきてしまいます。当然ですが、毎日目にするもの(外壁や水廻り、内装(クロス)等)の劣化はどうしても気になるし、「直せるものなら直したい。でも先立つもの(資金)が。。。」そう思っている方もほとんどなのではないかと思います。
そこで今日は借入を伴うリフォームをする際のお得な住宅ローンの利用方法についてご紹介します。
リフォームローンを借りる
住宅を取得する際に住宅ローンを組まれる方がほとんどですが、返済中のローン以外に新たにリフォームローンを借りるという方法です。
この場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 保証料や取り扱い手数料等がないので、諸経費を安く抑えられる
- 返済期間が短めにしか設定できないので、支払う金利が安くなる
デメリット
- 返済期間が短い為、毎月の返済額が高くなる
- 住宅ローンに比べると金利が高め
住宅ローンを返済中の方は住宅以外にも車のローンや教育ローンを利用している方もいらっしゃると思いますので、家計の収支を考えると正直今お持ちのローン以外にもう一つローンを組むというのは厳しいと思います。しかし、傷んだところを放置しておけば更に傷んでいくし、とても悩ましい。。。
そんな場合にもう一つの選択肢があります。それが下記の方法です。
住宅ローンを借り換える(組み替える)
返済中の住宅ローンにリフォームで必要な資金を足して借り直すという方法です。ただし、この方法は全ての金融機関に有効ではありませんので、注意が必要です。この方法を選択できる金融機関は以下の2つの条件を満たす必要があります。
- 保証料が不要
- 取り扱い手数料が安い
- 同行内の借り換えが可能
この場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- リフォームに必要な金額を住宅の残り期間で均せるので毎月の返済金額が安くなる
デメリット
- 考え方によってはリフォーム代金を残期間で均すので長期間にわたって返済する事になる
参考までにあるお客様のケースを北國銀行さんに相談してみたところ、金利面や取り扱い手数料等の必要経費を考慮して双方を比較検討したところ、驚くほどの差額はでなかったそうです。しかし、毎月の返済額から考えればやはり借り換えが家計的に良いのかな?と思います。
築10年も経過すると徐々に気になるところも出てくると思いますので、リフォームを検討されている方は良かったら参考にして下さいね。