家づくりコラム
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どれくらいの大きさのシュークロークを作れば良いのでしょうか?
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皆さんどれくらい多くの靴も持っているのでしょうか?
家づくりにおいて重要な位置付けの一つにある収納。どこにどれくらいの大きさの収納を作れば良いのかというのはとても悩ましいところです。
そこで今日は収納の中でも最近多くのお家で採用されているシュークロークの大きさについてご紹介します。
LIXILさんが全国にお住いの30歳~50歳の女性の女性約1000人(家族の人数までは分かりませんが、世帯種別は単世帯と2世帯住宅の戸建て、マンションの方がほとんどです)を対象にインターネット調査をしたところによると玄関廻りの収納に入っている靴の数は以下の通りでした。
- 0足 1.5%
- 1〜5足 11.3%
- 6〜10足 22.3%
- 11〜15足 21.0%
- 16〜20足 17.3%
- 21〜25足 9.0%
- 26〜30足 9.8%
- 30〜40足 3.8%
- 40〜50足 2.4%
- 50足以上 1.5%
このように6〜20足が60.6%と最も多くなっています。参考までに収納出来ずに玄関においてったり、常日頃履くので玄関においてある靴はどれくらいなのでしょうか?
- 0足 23.7%
- 1〜5足 54.8%
- 6足〜10足 16。0%
これらの統計から靴の収納容量を考えると30足程度(収納20足+外に出ている分10足)収納できる棚があれば不自由なくなく生活が送れそうです。しかし、シュークロークには靴以外にも傘やベビーカー、レインコートを収納したり冬物のジャケット等をかけるハンガーを作る事が多いので、靴の事だけを考えてスペースを考慮する事はほとんどありませんけどね。
逆に、靴の事を考えると以下の大きさの収納でも十分なのかもしれません。
ではシュークロークではどのくらいの大きさが必要なのでしょうか、上記の写真を参考に考えると幅80cmの棚が12段ある事から棚板の延べ長さ9.6mの6割(上記写真は52足計算なので)の長さである約6m確保出来ればよいと考えられます。
上記の間取りでみると奥行は1.5mに対して通常7枚程度の棚を設置するので、もうこれだけでも収納容量としては充分なのが分かります。シュークローク内を動きまわるスペースも確保したいので、上記間取りから考えると幅1.2m(4尺)、奥行1.5m(5尺)程度あれば豊かな生活が送れると考えます。
どこになにをどのように収納するのかを事前にしっかり考える事は入居後の満足にも繋がりますので、できるだけ多くの情報を収集して自分たちの生活に応じた収納を作ってくださいね。