家づくりコラム
- 家づくり全般
20代でマイホーム取得を検討されている方へ
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家づくりをする理想的な時期は人それぞれですし、「今が買い時」というタイミングも正直ないと考えています。七尾市周辺においてはアパート並みの家賃を住宅ローンとして支払う事によって住宅を取得できる事からも20代でマイホームを建築する人が多くいらっしゃいます。
そこで今日は20代の方がどのような事に気を付ければ納得のいく家づくりが出来るのかという事についてご紹介します。
気になるのはやはりお金です
社会のシステム上仕方のない事ですが、やはり勤続年数が長くなれば給与も上がりますし、そういった意味で20代の方で400万円~500万円の年収をお持ちの方は少ないかもしれません。家づくりはとても大きな金額の買い物ですし、住宅ローンを利用される方がほとんどですので、まず自分達はいくら返済出来るのか?という事をご夫婦で話し合う事が必要です。
私達のお客様(20代)のケースでいうと、平均してお借りになるのは2500万円~3000万円(土地の取得費用も含む)が多いように感じます。現在の金利は安いので2年固定0.5%(北國銀行)35年返済で2500万円を借りると毎月の返済は64,900円となります。(ボーナスなし)
上にも書いたように借りる金額に対しての毎月の返済は思ったよりも高くない(家賃なみ)と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながらここで安易にもっと借りれるとか思わずに以下の事にも目を向けてみましょう。
- 安い固定金利は固定期間終了後に金利があがる事
- 毎月の返済以外にも光熱費や固定資産税、子供の医療費や教育費等がかかってくる事
- 自動車のローン等をお持ちの場合はその返済も考慮しているか
これらの事を考えると世帯年収(ご夫婦での収入)として500万円~600万円は必要かもしれません。現在はクリアしていても出産等で一時的に収入が減る事も踏まえて資金計画をしてみる事をオススメします。
住宅メーカーを選ぶ方法
家づくりは予算あっての事ですので、メーカー選定にお金の絡み(いくらで建築出来るのか)はどうしても出てきます。
比較的コストを抑えられる方法としては沢山の間取りの中から自分の好みのものを選んで若干の修正を加えながら行う家づくりを選ぶ事です。(ローコスト系)
人の価値観はそれぞれですので、ローコスト系の会社を選ぶ事自体は悪い事ではないと考えています。
しかし、一生に一回の買い物なので、せっかくであれば家づくりを楽しんで欲しいと考えています。(ローコスト系が楽しめないと言っている訳ではありません)
そこで、既製の間取りや決められた建材の中から採用するのものを選ぶというよりは
- 自分達はどんな生活を送りたいのか
- 家族構成(これから増える家族の事も含む)や土地の形状、方位に応じた間取り
- お気に入りの雑貨を飾れるような棚をつくる
- 屋根や外装、内装を仕上げ材を自分の好みで選べる
といった毎日の生活が豊かになるような家づくりをして欲しいと思います。その際に必要なのが信頼できるパートナーです。
ここ最近では多くの会社がホームページを持って色々な情報を発信しています。20代の方はInstagramで住宅メーカーを探す方も多いと思いますので、気になるメーカーがあればホームページ、ブログやSNSを通してこれらの事を時間をかけて観察してみると良いと思います。
- どんな会社なのか?
- どんな家づくりをしているのか?
- 信頼できる会社(人)なのか?
家づくりは沢山の職人さんの手が必要ですし、最終的に作り上げていくのは【人】ですので、フィーリングの合うメーカー(人)を探して下さいね。
最後に
家は3回建てないと思い通りにならない。と言われる事もありますが、最近は仕上がりイメージをパソコン画面やスマホで確認出来るようになっていますので、「こんなはずじゃなかった」という後悔が減ってきています。
スマホの普及によって膨大な量の施工事例写真、内観イメージ写真を無料でみれるようになっていますし、建てる前からより具体的な仕上がりイメージを持つ事も可能です。
住宅メーカーの担当者にまかせておけば安心。と他人任せにするのではなく、住宅メーカーと一生に家づくりを楽しんで下さいね。