家づくりコラム
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インナーガレージの意外な効能
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インナーガレージは防犯に役立ちます
日本海側の地域は基本的に日照時間が短い傾向があると言われています。日照時間が短い=天気が悪いという事にも繋がりますので、天候に左右されずに車に乗り降り出来るインナーガレージは子育て世代のご家庭でとても重宝されます。
- 買い物から帰ってきて、そのまま家の中に入る事が出来る
- 寒い日でもフロントガラスに霜が降りることがない
- 車にいたずらされない
このようなメリットがあるインナーガレージは私達がご提案している木造住宅の場合、2台分までは開口部分の真ん中に柱を入れる事なく作れます。
防犯に役立つ理由
建物内に車が収納されるので車にいたずらされないという防犯面もあるのですが、見方によっては家全体に泥棒が入りにくくなるという考え方もあります。以降その理由についてご説明します。
道路に接する壁の窓が少なくなる
通常インナーガレージの出入り口(シャッター)は道路に面するところに設けます。
上の写真を見てわかるように道路に面する壁には窓という窓がありません。実はこれが防犯に繋がると考えます。なぜなら一見以下の事が分からないからです。
- どんな間取りなのか
- どこから侵入できそうか
例えば道路が南側にある場合はリビングの大きな窓を設置するのがオーソドックスな間取りと窓の付け方です。これがダメとかいう意味ではなく、道路からみて明らかに間取りが分かりやすい家(リビング等の配置を把握しやすい)の場合は泥棒も侵入しやすいかもしれないのです。
道路面に窓を設置してはいけないのか?
では道路面(南面)に窓を設置してはいけないのかというとそういう訳ではありません。フェンスや植栽、カーポートを施工することによって窓の目隠しを図る事も出来るからです。しかしながら、やはり日中に出来るだけカーテンを閉めない生活はとても気持ち良いもの。
間取りや外構を工夫して自分達にとってのベターを探してつつ、防犯に意識を向けてみてくださいね。
最後に
当然ながらインナーガレージは電動シャッターの設置費用や施工面積増でコストアップに繋がります。どんな生活を送りたいのか?ご夫婦でこれからの生活をイメージしながらもし興味があれば採用を検討してみて下さいね。